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ゼロの使い魔 16 ド・オルニエールの安穏 レビュー

ゼロの使い魔 16 ド・オルニエールの安穏
ゼロの使い魔 16 ド・オルニエールの安穏

ヤマグチ ノボル (著), 兎塚 エイジ (著)
(MF文庫J)

さよならデルフ


ゼロの使い魔シリーズ第十六巻。

聖戦が一旦終わり、平穏が戻ってきたかに見えた今回、しかしそれは新たなる戦いの幕開けだったみたいな雰囲気の十六巻です。

数々の戦績により遂に領地までもらえることになった才人。劇になるほどの人気者となってしまった才人に『自分は釣り合ってるのかしら』みたいなしおらしルイズがいろいろ勘違いが新たなトラブルをうむことに……。

もらった領地の屋敷へとしばらく住むことになった才人とルイズ、そしてシエスタ。
その屋敷はなぜかアンリエッタの部屋へと通じる扉があり、アンリエッタは才人に会うためルイズに内緒で屋敷を訪れるたりしています。

まさかまたアンリエッタ関連でトラブルが発生することになるとは思ってもみませんでしたね。
今回は才人を狙う元北花壇騎士の元素の兄弟と戦うことになるのですが、圧倒的な能力で才人を苦しめます。たしかにルイズがいない状態ですから、本気になれなかったのかもしれませんが、相手の魔法を吸い込んだデルフリンガーの刀身が砕け散ってしまいました。まさかこんな結果になるとは……今回は予想外なことばかりです。

そして最後のジュリオが会いに行った修道女のジョゼット、どう考えても新たな担い手だと思いますが、どうなるのか……伏線が多くて今後が予想できませんね。

というか、ルイズどこに行ったのでしょうかね?(実家に帰ってたら笑えますけど)





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