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ゼロの使い魔 7 銀の降臨祭 レビュー

ゼロの使い魔 7 銀の降臨祭
ゼロの使い魔 7 銀の降臨祭

ヤマグチ ノボル (著), 兎塚 エイジ (著)
(MF文庫J)

伝説の使い魔対七万の軍勢


ゼロの使い魔シリーズ第七巻。

アルビオンとの戦争は連合軍側が優勢となり、このまま押し切れるはずだったのですが、降臨祭に託けて停戦することになってしまいました。

そんな中、才人は戦争の現実に納得がいかないのか、名誉の為に死ぬことなんて馬鹿らしいと思っているようです。
現代日本の学生だった才人にしてみれば、この様な大規模な人の生き死にがかかった戦争なんて非現実的なのでしょうね。

そのあたりで貴族であり、様々なコンプレックス、そして虚無の重圧に押しつぶされそうなルイズの名誉、誇りということにたいして反発してしまったり……。

さらにロマリアからやって来たイケメン神官ジュリオがなぜかルイズに対してなにやら接触してきたりと才人にとっては気が気ではないのではないでしょうかね?

そして色々内輪で不穏な状況に追い討ちをかけるかのようなアルビオンの罠。
連合軍の一部が操られてしまい、アルビオン、反乱軍あわせて七万の大軍による侵攻。そして連合軍首脳が殲滅されてしまうと言う最悪の事態になり、ルイズに殿軍を単身で行うようにと言う死守命令が下されてしまうのですが、これはヒドイでしょう。と言うか、自分で軍を率いて足止めしてくれと言いたいです。

才人はルイズに一服もって眠らせ単身殿軍を請け負うことになり、絶望的な戦力差の戦いへ……。

戦争は物量がものを言うことがはっきりわかります。もちろん、才人がガンダールヴの能力を発揮できるだけの兵器があれば勝てたのでしょうけど、相方のデルフリンガーと共に戦うことに。しかし、敵将を目前として力尽きてしまうことに……。

才人かっこよすぎです、前巻のコルベール先生といい才人といい普段とのギャップがあるだけに燃える展開が続いていますね。





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