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MapleColors2 ~メイプルカラーズセカンド~ レビュー

MapleColors2 ~メイプルカラーズセカンド~

クロスネットから新ブランドアプリコットに変えて発売されたメイプルカラーズの続編です。

学校行事で死人出すなよ

メイプルカラーズの続編と言うことで発売された今作ですが、前作が問題児ばかりのクラス２Ｂのメンバーを集め演劇部と演劇勝負すると言うストーリーでしたが、今作では『牙戦』『武芸大会』『演劇』の三つのルートが存在します。

転校早々放火犯扱いされ、問題児クラスの２Ｂへ編入されてしまった主人公十河宗次郎、しかも宗次郎のせいで２Ｂ全員が無期限停学処分になってしまうことになります。
目標は処分取り消しの条件である紅華祭での優勝と言うこともあり、今回は前作より大規模な展開となっています。

なので、今作は一本道ストーリーでは無く、三周は楽しめるようになっていますね。

演劇ルート

演劇ルートは遥・結花ルートとなりますが、結花は遥ルートの後日談にメインの話が始まる特殊なヒロインとなっています。

演劇ルートには前作のメインヒロインの葵未来の妹、葵美紅がゲストキャラとなっていて２Ｂのライバルとなる展開です。

三つのルートの中で一番まともじゃないかと思えるルートですが、たぶんそれは宗次郎が演劇自体には関わらないからじゃないかと思いますね。

結花がぶっ飛んでいるキャラなので、無軌道振りはスゴイですけど、敵のＡ組が美紅以外目立たないのもインパクトが薄かったかもしれませんね。

武芸大会ルート

なんだか別作品の様な印象を受けたルートです。

各クラス５人選出しトーナメント戦を勝ち抜いていくストーリーで、志乃・かえでルートとなります。

２Ｂの選手は宗次郎、志乃、かえで、深月、佐伯ですが、どう考えても藍が本気だせば全校生徒をジェノサイドできたと思います。

武芸大会ルートはとあることから復活してしまった荒神と戦うため、土地神の巴様と契約し宗次郎がパワーアップして完全にアヤカシと間違えてるような展開になります。

まさに２Ｂの運命所か世界の命運をかけたような展開になっていて、熱いバトルがすごかったですね。

牙戦ルート

たぶんこの牙戦ルートが本編なんだろうと思います。と言うか、プロローグの最初の部分に繋がるのはこのルートですから。

このルートは、小梅・藍ルートとなっていて、校内を舞台にクラス対抗のまさにサバイバルゲームが展開されるルートです。

最終的には敵である生徒会長率いるＡ組側に全校生徒のほとんどが着くことになり、２０００対１００と言った圧倒的に不利な戦況になりますが、そこを策士小梅、遊撃の宗次郎が駆け回り逆転を狙う展開になります。

しかし、藍ルートでは軍師の小梅が爆破テロでリタイアしてしまったため、藍が大将、軍師に雨宮と言う状況になります。しかも敵はＡ組と勝ち残っている全てのクラスとなってしまい、生徒会長の思惑通りになってしまいます。

このルートは藍が覚醒した後が面白すぎます、小梅ルートでもかなり頑張ってますが、こちらは藍がぶち切れていて、告白を邪魔されたことを思い出すからと言う理由から学校を破壊してしまい、最後は生徒会長をフルボッコにしてしまいます。このルートの会長は可哀想過ぎる気がします。

ミニゲーム

最初は難易度低いのですが二回目が本当に難しいです。
一応クリアしなくてもストーリーを進めることは可能ですけど、バッティングはタイミングが掴めず苦戦しました。

ミニゲームの出来は相変わらず良くできていて良かったですね。




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