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マブラヴオルタネイティヴ クロニクルズ04 レビュー

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武ちゃんちょっと待って、それはダメだ!


アンリミテッド ザ・デイアフターの収録今回で最後となり、残りはパッケージ版として販売する事になるようです。

と言うことはまだ話半分なんですよね。

今回は四カ国の和平交渉と言う名の新たな戦争からとなります。
フランス、カナダサイドからも登場人物が続々増えてきましたし、前作では台詞が無かった狭霧大尉と武ちゃんも今回は普通に登場してます

PV見たときから期待していた武ちゃんの武御雷(一般出身なので黒)の戦闘は凄まじかったですね。

腕利きである響が苦戦するラファール部隊を瞬殺していましたし、正直AH(対人)戦に関しては容赦の無いこっちの武ちゃんの方がオルタの時より恐ろしいです。

まあ、沙霧大尉は別格でしたけれどね。正直エクストラ編の医者は黒歴史にしてあげて欲しいくらいです。

そして今回のメインとなるJFKハイヴ攻略なんですが、これはホントに酷いです。正直ウィルが可哀想でなりません(エピ1の時は散々な言われようですがまさかこうなるとは…)

武ちゃんもおそらくJFKから持ち出されたと思われるアレを手にかけてしまいましたし、いくらはイヴが無くなったからといって今後どうするのか予想もつきません。

そもそももう海底のハイヴなんかどうしようもないし、勝ち目無いでしょうね。

とは言え今回一番良かったのは響の過去とか柚香と結ばれたとかじゃなくて響と武ちゃんのコンビが見られた事ですね。

この二人武ちゃんが黒化してなかったら間違いなく親友になれただろうに……。

そして他のコンテンツですが、この話にも関わるラスト・ダイバーズはエレンの過去、そして正体が分かる内容になっています。

何より軌道降下部隊の装甲駆逐艦パイロットのリーナの視点から描かれるのが良いですね。正直デイアフターの前にプレイしておくと良いかもしれません。

そしてWAR ENSEMBLEとなりますが、こちらはホント洒落にならない恐怖が感じられる作品です。

他の作品とは違いノベル形式で物語は進むのですが、機械化歩兵と言う戦術機とは比べものにならないほど脆弱な装備で戦う兵士たちの物語となっています。

と言うか、斧って何!?

近接戦だけでも自殺行為なのに斧で戦うとか……絶対歩兵にはなりたくないです。

戦っても死、逃げても死しか無い絶望的なまさにマブラヴの世界観を堪能できる作品になっていて凄かったです。


アンリミテッド・ザ・デイアフターはパッケージ版が何時発売されるのか分かりませんが、これまでで半分だとしたらオルタ以上のボリュームになりそうです。

早く続きが見たくて堪りませんよ……。

(追記)

マブラヴ photonmelodiesマブラヴ photonflowers がコンシューマ版として発売されるのですが、これってクロニクルとコンセプト被ってませんかねぇ?

TDAは本作で終了しちゃった以上、クロニクルはもしかしてこれで最後になってしまうような気がするんですがどうなんでしょうか?

まあ、オムにパス作品なのは変わりないですし、そもそもこちらも全年齢対象ですから統一しちゃうのかなぁ?

(追記2)

テックジャイアンの吉宗鋼紀さんのインタビュー記事によるとトータルイクリプスのwin版はまだ完全な物ではないそうですね。

オルタ開発の時のような採算無視の制作はもう無理らしいです。確かにこれだけ関係各所があると【ダメでした】では済まないから仕方がないのですが、シナリオが縮小されてしまうのは悲しいですね。

一応、アージュお得意の分割完全版商法があるので将来的には完全版が登場するかもしれませんね。



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