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PRISM ARK レビュー

PRISM ARK
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『プリズム・アーク 〜 プリズム・ハート エピソード2 〜』は、ぱじゃまソフトのプリズム・ハートの続編となるSRPG style ADVです。

神ゲー(ネタバレな意味で)


プリズム・ハートの続編となる作品で、前作の子供たちの世代がメインとなる物語です。
続編とは言っても前作とはうって変わって、戦争中になっていて、コミカルな前半に対してシリアスな後半のギャップがある物語になっています。

システムも全く別物となっていて、MAPを移動し敵とのバトルとなるのですが幾つか進軍ルートがあったりします。ルートによって難易度変わりますし、プリズムの組み合わせが豊富で戦闘スタイルも自由自在ですね。

レベルは二週目も引き継ぎとなっていて、一週目ではどうやっても勝てそうもない敵に勝つこともできるようになっています。

バトルシステムは結構やり込み要素もあって面白かったですね、合体ワザであるチームアタックも一度に複数の組み合わせを成功させてみたりできます。

ストーリーは前半の騎士養成学校編辺りはコミカルなシーンが多いのですが、ところどころ伏線が張ってあって、二週目以降に新たな発見もありましたね。フェルは伏線が比較的解りやすいですね、天使におびえているのとか、身体測定で服を脱がなかったり風呂場で背中を隠していたり(天使の羽を隠していた)最初にハヤウェイに一目惚れするのも伏線だったりします。
一応メインヒロインだろうプリーシアの伏線は実は行方不明のお姫様じゃあ……等という伏線よりも反語を使うシーンの方が解りやすいです、キザーロフの血を受け継いでいますしね。

プリーシアが一応という意味は、どう考えても真ヒロインはフィーリアだからですね、わざわざ全キャラクリア後にしか進めない以上これが正史エンドになるのでしょうかね?

なにしろ本物の王女様だったわけですからね。それに人気投票じゃあ、シスターヘルに連敗していますし、アニメ版で主役になったのにアレじゃあね……。

シナリオはちょっと後半駆け足だったのがもったいないくらいで、かなり良質でした。と言うか、キザーロフが一人で天使の軍団に立ち向かうシーンとか、フェルが究極天使に変身するシーンは燃えましたね。


OPは前後半で違ったモノになるのですが、後半の『原罪のレクイエム』が物語の内容にもマッチしていて良かったです。

全体的に不満な要素の少ない作品ですね。
注意点ではビデオメモリを結構必要とするので、古いオンボードとかの人はちょっと起動も難しいかも……サポート外にもなりますしグラボは必須ですね。
(追記)

なんかプレステ2版が安かったので購入したのですが、プレステ2のビデオメモリってたしか8メガバイトしかないんですよね?

いくらゲーム用に特化しているからと言っても、現在使われているパソコンならまず遅れをとることはないでしょう。

それにしても、この世代のアダルトゲームは大抵プレステ2、もしくはプレイステーション・ポータブルに移植されています。
大抵末期に起きやすいので新作以外の移植版が出始めたらハードの終焉が近い証拠なのかもしれません。

まあ、本作の場合エロ無しでも問題無いからいいんじゃないかな?

ちなみにプレステ2版はCEROで【C】でした。

(追記2)

アニメ版の監督は大張正己監督なんですが、あからさまにバリってましたね。

内容はアレでしたが、OPは見る価値ありかと思います。

……なんかドラグナー見たくなってきた。



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