comi cafe
アナザーセンチュリーズエピソード 3
ザ ファイナル レビュー
アナザーセンチュリーズエピソード 3 ザ ファイナル
アナザーセンチュリーズエピソード 3 ザ ファイナルは、フロム・ソフトウェア制作バンプレスト発売のエース・ロボットアクションゲームです。
ベルクト……顔隠しても声でバレバレじゃないか
アナザーセンチュリーズエピソード ２の続編となる３ですが、今作では主題歌やBGMを戦闘中に流すことができる（前作はSpecial Vocal Versionのみ）ストーリーモードではルート分岐が採用される等の変更等が特長となっていますね。
二つの平行世界を行き来して両方の世界の戦いに参加することになるのですが、主にゲッター、エウレカセブン、ガンダムＸ、キングゲイナー、劇場版ナデシコ、ドラグナー、逆襲のシャア、リーンの翼、マクロスプラスが本編に関わってきています。
その他の作品から登場している機体、パイロットはストーリーには特に関わってくることはなく、ブリーフィングでの会話もありません。
戦闘システムは基本的に大きな変更はありませんし、今作もオリジナル主人公機体も結構使える機体となっていますし、キングゲイナー、∀ガンダム、真ゲッター、ニルヴァーシュ等の新機体も慣れれば強力です。
グラフィック面では前作よりかなり良くなっていて、プレイステーション２のアクション系のゲームではトップクラスと見て良いんじゃないでしょうかね。まあ、ムービーの出来は相変わらずフロム最高と言った漢字ですが。
音楽にはボーカル曲があるのが良いですね。テーマ曲である真紅もすごく良い曲ですし、盛り上がること間違いないですよ。
何故かストーリーに全く関わっていないゲスト状態の作品曲もあったりしますけど……。
二週クリアしないと機体を揃えられないようになっていたりするので、プレイ時間も前作よりかかると思います。
今作はホントファイナルと言うタイトルに相応しいラストだったなと思いますね。ラスボス戦はうっかり∀ガンダムでフルボッコにしてしまいましたけどね。
（以下、ＡＣＥ Ｒ プレイ後）
続編をプレイしてからもう一度３をプレイしてみると、こちらの作品が如何に面白い作品だったのかが分かりました。
Ｒは様々な世界から集結しているため、別の作品のキャラクターたちとの絡みが少ないと思いましたね。その代わり同シリーズでの絡みはありましたが。
何より、Ｒは世界の危機的な話ではなく、基本的に問題を解決しながら元の世界へ戻ることがメインの目的でしたが、３は二つの平行世界の危機であり万が一敗北すれば二つの地球が衝突してしまうと言う状況がありより緊迫感がありました。
こう考えるとゲームの操作性だけではなく物語も良かったと思います。
むしろこっちをちゃんとした形でリメイクしたら地雷なんて言われなかったんじゃないかと……。
（追記）
実を言うと初プレイ時、メインとなる作品の原作アニメを全部知ってはいたのですが見たことがないモノもありました。
今は一応メイン作品は一通り見ましたのですが、原作再現が足らない部分が多く感じてしまったりします。
クロスオーバー作品なので全編再現は無理としてもあきらかに説明不足があるシーンが多いです。
特に新登場でメインとなるガンダムＸ、真ゲッター、エウレカ、キングゲイナーはもうちょっとしっかりしてほしかったですね。
マクロスプラス、逆シャア、ナデシコ、リーンの翼はまあ、納得いきましたけれどね。
個人的にはジャミルが仕事しないことが残念でなりません。
ＧＸとＤＸ同時出撃が無いし、レオパルドとエアマスターはそのままパワーアップ無しだしランスローでないし……Ｘ好きな自分としては何時か日の目が見られることを祈りたいです。
と言うか、ランスロー（ひねくれないおっさん）対シャア（ロリコン）が見たかったなぁ……。
（追記２）
ＡＣＥシリーズの主人公機体の中でもイクスブラウは一番好きな機体です。
ＯＰに登場していないのでゲーム未プレイの人はなんじゃこりゃと思えるかもしれませんが、ガンアーク（２）アルファート（Ｒ）に比べると見た目の変化が大きいのも趣味的でいいですね。
アルファートも変身するのですが、正直後半の変身の方が基本強いから初期型がいらない子になってしまうのに対してイクスブラウは戦況に応じて色々変えて全部使えるのが個人的にいいなと思ってます。
それにしても主人公のバレルくんのフラグ回収率（何か起きないかなぁ→襲撃）と主人公属性の高さ（複座型なのに一人しか乗ってない→機密に触れたから軍属な）には笑いすら起きてしまいます。
まあ理由はあるんですが、ロボットアニメの基本を忠実に守っていますし、タックやオータム・フォーに比べても学生から軍に強制入隊とか、ケーン達とすぐになかよくなれるのもわかりますね。
トップへ戻る
