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ドラえもん レビュー

ドラえもん ドラえもん
ハドソンから発売されミリオンヒットとなったドラえもんの劇場版を原作とした作品です。

ステージごとに全く違うジャンルとは……


『のび太の宇宙開拓史、のび太の大魔境、のび太の海底鬼岩城』の三作品を原作としているのですが、ファミコン作品なので、細かいところを気にしたら負けです。

ステージごとに全く違ったゲームとなっていて、作った人も別人だったりします。

ステージ1『開拓編』は見下ろし型と、サイドビュー形式の二つのアクションゲームとなっています。
ゲーム開始直後は全く説明もなくドラえもんを操作することになるのですが、最初は全く攻撃方法がなく、初期地点真下のマンホールへ潜ってショックガンを手に入れないとお話になりません。
ショックガンから空気砲、強力うちわと三種類の武器を手に入れ戦います。どこでもドアによるワープを使い進んでいくのですが、ルートを知っていればあっという間にクリア出来るものの知らないとかなり迷います。

あと、斜め移動が出来なかったりするので当時メインターゲットとされた小学生にはそれなりの難易度であったでしょう。

ステージ2『魔境編』は開拓編とはうって変わり、スクロール型のシューティングゲームとなります。

ここからジャイアンとスネ夫が登場し、オプション扱いでドラえもんの援護をしてくれます。
スネ夫の使い勝手は恐ろしく悪いので居ないモノとして考えた方がいいです。
ルートが複数ある上、ボス戦が複数あるので、ここで詰まる人も続出していたみたいです。

ステージ3『海底編』水中のマップ探索型アクションとなっています。

のび太、ジャイアン、スネ夫の三人をそろえしずかちゃんを助けるのが目的ですが、同時に連れて行けるのは最大二人まで(とりよせバッグ使用時)となっていて、パズル要素もあり、最大の難易度を誇るステージとなっています。

海蛇、ユウレイ、大ダコなどの危険な敵が存在し、雑魚敵から攻撃を受けた時、今までのステージには無敵時間が存在しましたが、このステージはそんなモノはありません。

通り抜けフープと言うアイテムがあるのですが、このアイテムは通常の壁抜けの利用以外にドラえもんが倒れてしまった時の再開ポイントとなるので、置き忘れたりすると大変なことになります。

ダイヤ・金塊を累計20個入手すると問答無用で拷問部屋へ飛ばされてしまい、ドラヤキを20個入手しないと抜け出すことができなくなってしまいます。(攻撃を避け続けてもOK)
正直かなりシビアなステージとなっているのでクリアは難しいです。
管理人はこのゲームをクリアしたのは購入後1年くらい後のことでした。

ゲームの難易度は厳しいですけど、裏技でステージセレクトや、ゲームオーバー後同じポイントからの再開(有野課長もよく使ってたコマンド)等の救済措置は一応あります。
さらに2コンのマイクを利用した隠しキャラなどもいて、かなり凝った作りの作品となっています。

(追記)

ファミコン時代にかかわらず原作の設定を上手く使った作品です。

とりあえず人気コミックの名前を借りた何か別の存在になりがちなキャラゲーの中でも成功したと言っても過言ではないでしょう。

この通称白ドラは難易度が高めではありますが、難易度がちゃんと後半につれて高くなるので初心者でも最初からゲームにならないと言う事態はさけられるようになっています。




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