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グローランサーV ジェネレーションズ レビュー
グローランサーV ジェネレーションズ
グローランサーⅤは、キャリアソフト開発、アトラスから発売されたノンストップ･ドラマチックＲＰＧの五作目です。
Ⅰ～Ⅳまでの２Ｄグラフィックから３Ｄへと急変した作品です。
平和維持軍とかネーミングセンスがすげえ……
３Ｄとなったグラフィックや、シームレスによる戦闘、ロール（章）ごとに進む物語と、色々新しいことに手を出しすぎて失敗したような気がします。
３Ｄのグラフィックはもうちょっと綺麗に作れなかったのでしょうかと思いますね。プレイしていれば違和感はなくなってきますが、今までのシリーズは綺麗なグラフィックが売りだっただけに残念でした。
シームレスによる戦闘システムは管理人的に結構良かったと思います。セミオートのアクションＲＰＧだと思えばなかなか楽しいですね。自由に動けるため、道を遮ったり脱出したりが楽になりました。
ロールによる物語の進め方は、ちょっといらなかったのではないでしょうか。今までのシリーズみたいに視点移動する程度にしておけば良かったかなと思います。誰が主人公だか最初解りづらいです。
今作は主人公以外が目立ってしまって主人公のゼオンシルトの影が薄いのではないでしょうか？
あとは勝手なことを言わせて貰えば、この作品はⅥを出すことが決まっていたため、最初から前編後編に分けられて作られたのではないでしょうか？
まあ、ⅠとⅡの関係で言えば、この作品はⅡに当たるかと。
（追記）
あと今回アニメムービーが増えていますが、基本ＯＰに流用されているためあまり目新しさ感がなかったですね。
今までの作品に比べると割と自由度が高くなっているように思えますが、世界が結構狭いです。
Ⅵをプレイすれば分かりますがこの大陸はスクリーパーと一緒に封じられていると言う設定なので仕方ありません。
それでも複数の国が存在しているのだからすごいですね。
今回は国家同士のバトルはほぼ無いと言うのも珍しいです。確かに全くない訳じゃあないんですが、そもそも主人公がどこの国家に所属しているわけでもないから仕方ありませんね。
人類の天敵たるスクリーパーがいるからでしょうが、それにしては一致団結できないところがリアルだと思います。
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