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ひぐらしのなく頃に祭 カケラ遊び　レビュー

ひぐらしのなく頃に祭 カケラ遊び(通常版)

昭和とは思えない台詞が……

ひぐらしのなく頃に祭のリメイク版です。
追加要素プラス多少の改良がされています。とくに重要なのがフルボイス化でしょう、祭では後半パートしか無かった前原圭一役の保志総一朗さんボイスを全編にわたって聞く事ができるようになりました。
改良としてはセリフに名前が付いたので誰がしゃべっているのかがわかりやすくなった点、エフェクトや明らかに不自然なシーンにちょこっと変更が加えられていました。
残念なのはＴＩＰＳはもっと追加してほしかったし、ＣＧの追加がほとんど無かった点が上げられます。

原作との比較をする方が結構いますが、原作はノベル、祭はアドベンチャーとして分けて考えるのでウチでは比較はしません。
なので澪尽くし編は有りと考えています。

シナリオはちゃんと順番通りに進めてみたのですが最初はどうして惨劇が起こるのか全く理解できませんでした。というか、前半だけで解明はまず不可能でしょう。
基本的には圭一視点で物語が進みますが主人公選択ができるようになってからが、謎解きの始まりといえるでしょう。
目明かし編は詩音視点で綿流し編の裏話的な内容ですが、惨劇の回避方法を見つけるのに重要な話だったりしますし、皆殺し編で犯人が判明する等どんどん展開が加速していきますが、ある意味前半の謎だらけの状況の方がプレイヤーにとってはのめり込みやすいかもしません。
個人的に一番良かったシナリオは罪滅ぼし編です。
所々に重要な話が出てくる話で、解決に直接結びつくものではありませんが、おそらくネタバレ無しの方はこのあたりから祟りでは無いのかと気づくかもしれませんね。と言うかアニメ版は端折りすぎだと思います。
この話ではレナが暴走するのですが、過去の惨劇を思い出した圭一が惨劇を回避しようと立ち向かおうと決意するシーンは圭一のかっこよさに目から塩水が……。

ここにもう１、２枚のＣＧがあればよかったと思います。
絶対にほしかったのは圭一が魅音を抱きしめるシーンです。もしくは立ち絵をもうちょっとなんとかしてほしい……。

全体の感想としては、アニメから入った人には中々お勧めです。
(追記)

まさかのリメイク作ひぐらしのなく頃に粋が出ます。

総プレイ時間２００時間以上とか、一日一時間だと２００日かかる計算じゃないですか。

全てのシナリオが収録されているらしく、凄まじいテキスト量になりそうです。

ＣＧも大幅に＋されるようなので絶対購入したいです。

（追記）

Steamでもひぐらしの配信が始まりました。

コンシューマ版では無く、オリジナルのリメイク版となりますね。

正直バラ売りじゃなくてまとめて欲しかったです。
もちろん、オリジナルの同人の時は一話づつだったのですが、どうなんでしょうね。
こういったやり方が海外ユーザーに受け入れられるのか反応が楽しみです。



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