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御神楽少女探偵団 レビュー

御神楽少女探偵団




ヒューマン潰れなければ……



転落人生をリアルで描いてしまったことでしられるアドベンチャーゲームシリーズです。

まあ……そうですね、販売元のヒューマンが潰れてしまったことにより主人公達が身売りすることになると言う事態にファンから賛否両論あったと言うことですよ。
とは言え、この作品。アドベンチャーゲームとしてはひじょうに良くできていて、雰囲気作りから総当たりによる力業を使いづらくするシステム等探偵モノとしてはかなり面白かったですね。

物語は大正時代の帝都東京にある、帝都一の名探偵御神楽 時人の経営する御神楽探偵事務所に舞い込んでくる数々の難事件を助手である鹿瀬 巴、久御山 滋乃、桧垣 千鶴の三人娘が捜査して、事件を解決に導くための情報を得ると言うお話ですね。

情報集めには推理トリガーと言う、総当たり出来ないようにしたシステムがあり、適当なことばかりしているとあっという間にゲームオーバーになってしまいます。

その他、ムービー中にアクションボタンが現れ、表示された通りにボタンを押さないとゲームオーバーになると言うプレイヤーをダレさせないようにする工夫が凝らされているのが良いと思います。

ゲーム本編だけではなく、ミニゲームなどが収録されたファンディスク(おまけ)が付いているのは楽しかったです。

ちなみにこの作品は一応シリーズモノ(PC版はたぶん後付)なので、完結編までプレイしないと消化不良になってしまいますよ。


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