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リモートコントロール ダンディ レビュー

リモートコントロール ダンディ リモートコントロール ダンディ
サンドロットが開発し、ヒューマンが発売したロボット操縦アクションゲームです。

ウォーダンより守くんの方が強いだろ……常識的に考えて


巨大ロボットに搭乗ではなく、操縦するゲームです。
ジェットロボ『ウォーダン』蒸気ロボ『ガレス』原子力ロボ『ライオネル』電磁ロボ『ペルスヴァル』の四機を操縦して怪ロボットを撃退するわけですが……。

どう考えても街を破壊しているのはこっちのロボにしかみえません。破産一番の原因はこっち側の破壊行動のせいだろうと思います。
ネタ先行のゲームにしか見えませんが、内容は意外にしっかりと作られていてミッション数も多く、選択した機体によって攻略の仕方が大きく変わる点も良いですね。

操作は序盤のチュートリアル的な練習ステージで一つずつ説明があるので、説明書は読まなくても大丈夫な親切設計になっています。

モードル、ハイデンといった序盤のロボットは基本の動きさえ出来れば余裕で勝てる程度の難易度ですね。序盤の敵でめんどうなのはガラハッドシリーズでしょうか、慣れれば楽勝ですけどモードル等基本の動きしかしない連中とは違い、ハンマーや稲妻掌砲等の必殺技を持っていることが上げられます。

中盤は、キャメロン号のイベントが結構大変ですが、こちらの必殺技がちゃんと使えればなんとかいけます。

終盤は強力なロボだけではなく、時間に余裕のないミッションが多くなっています。トルーンズ、アスモデウス、ディオニシオス、ミゴスとかなり凶悪なロボばかりになっています。

勝ちにいくならウォーダンのホーミングシャトルパンチを長距離から撃ちまくるのが一番簡単で安全でしょう。その他には守君のみで戦うのも可能です。ロボを攻撃されない距離に置き飛行しながら攻撃しまくれば大体勝てます(時間がかかりますが)
この作品はミッション間のシーンの作りがしっかりしていて、キャラが動きまくります。ミッションのステージの造りも細かく、動かなくても安全なミッションの時街を一通り回ってみましたがすごい作り込みです。

一応この巨大ロボ操縦シリーズは後にも発売されていますが、これが一番おもしろいと思います。

(追記)

ギガンティックドライブのデータを流用して作られたのがあの地球防衛軍なんですが、このリモートコントロールダンディのグラフィックもそれほど変わらないと思います。

なので、このグラフィックを流用して地球防衛軍的なゲームを作っても良かったかもしれませんね。

まあ、プレイステーションのスペック上登場する敵の数が少なくなるのは仕方ないかもしれませんが、時代先取り的な感じで面白いかもしれませんね。

本作は基本敵が二機までしか登場しませんからちょっと物足りない感があるんですよね。

AIが同時に二機分しか動かせないのがプレイステーションの限界なんですけれど、もっと単純なパターンで動く雑魚とか居てもよかったなぁ。



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