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RPGツクール SUPER DANTE レビュー
RPGツクール SUPER DANTERPGツクール Dante98のSFC移植作品、サンプルゲームFATE(フェイト)も移植されています。
容量の少なさに泣いた
管理人はPC98で発売されたRPGツクール Dante98はちょっとだけさわったことが有る程度だったので、このSUPER DANTEはかなり作り込んだ思い出があります。
コンシューマゲーム機でゲームが作れるとあって最初は大作を作ってやろうとか無謀なことを考えていたのですが、容量が恐ろしく少なく、ターボファイルツインが必須となってしまいます(それでも大作は無理)
下手に大作を狙うよりももっと小規模なゲームを作る練習用のソフトと思った方がいいですね。
当時は相当凄いと思っていましたが今見ると、漢字がほとんど使えない、グラフィックが少ない、大陸マップが少ない(自作できない)キャラクターがしょぼい等々不満点が多いです。なによりグラフィックが自作できないのが一番痛いですね。
サンプルゲームFATEはその制限が厳しい中で良く作られた作品でした。序盤の展開が早いのですが、ちゃんとした物語が作られていますし、難易度がちょうどいいくらいでした。
ツクールシリーズの入門作品としては十分な役割を果たしている作品でした。
(追記)
ここの所ツクールは完全新作が発売されなくなってしばらく経ちますね。
まあ、2DのRPG制作ソフトとしてならVXで完成したと言えるでしょうから仕方ないのかもしれません。
それに今はSmokingWOLF様が開発したWOLF RPGエディターが配布されていますしね(あまりRPG作る人がいないのが笑えますけどね)
そう言えば、昔通っていた学校のパソコンにDante98が入っていたのかとか今でも謎だなぁ……。
ディスクステーション(コンパイル)とかもあったりしたし、管理している先生がもってきたのかな?
今考えると意外と貴重なソフトだったなぁ。
(追記2)
プラスシリーズとしてツクール2000とXP、VXがグラフィック素材がプラスされた廉価版が発売されています。
2000とXPは3990円で、VXが7140円となります。
正直2000はもう使い道が無いような気がしますけれどね。解像度も低いですし……。
VXはちょっと値段が高いのですが、元が1万超えだったからしょうがないですね。
(追記3)
ツクール作品はフリーゲーム回では当たり前の様に使われていますが、コンシューマ機版はインターネットが無い時代はほとんど他人に遊んでもらうことはできませんでした。
そもそもコントローラーで文章打つのが結構大変です。
正直、これでほとんどのプレイヤーが諦めたと言っても過言では無いでしょう。
他の人の作品がどういうものか知ることができたらもっと流行ったのでしょうね。
(追記4)
RPGツクールMVはアプリ作成ツールとなっていて、昔のゲームソフト版とは全然違いますね。
作れるものもRPGに限りませんしゲームツールとして普通に使えます。
まあ、ライバルがWOLFエディタくらいしかない現状(ないわけじゃないけれど専用ツールは高いのが多い)ですからね。
ゲームを作るのなら一度は手にとってみたいですね。
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