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英雄伝説 閃の軌跡 レビュー

英雄伝説 閃の軌跡 英雄伝説 閃の軌跡
日本ファルコムの英雄伝説の軌跡シリーズ作品です。


頼られる主人公リィン・シュバルツァー


英雄伝説軌跡シリーズ、西ゼムリア大陸最大の大国【エレボニア帝国】を舞台とした作品です。

時系列的にはエレボニア帝国とカルバード共和国が互いに自治州とするクロスベル自治州を舞台とした作品零、碧の軌跡と同時期となります。

そのため、登場するキャラクターたちがクロスベルの出来事を口にすることが多いですね。なのでそちらの作品もプレイするとより楽しめるかと思います。

そして本作は軌跡シリーズ初の3D化となりました。

正確にいえばマップなどは過去のシリーズも3Dですが、キャラクターの等身がSDではなくリアルになりセリフに付く表情も3Dキャラそのままとなっているのが一番の変更点ですね。

正直、まだ作りが甘いなと(特に戦闘のモーションが)思える出来ではありますが、今後よくなることは間違いないでしょうから期待しておきましょう。

物語はエレボニア帝国帝都近郊の都市トリスタにあるトールズ士官学院の特科クラスZ組に入学したリィン・シュバルツァーの視点で進んでいきます。

Z組はその他のクラスとは違い身分の厳しい帝国にありながら貴族も平民、外国人も一緒にしたクラスで、新たに開発されたARCUS(アークス)と言う戦術オーブメント(エニグマとは別系統)の試験運用目的で結成されています。
仲間たちとARCUSを用いた戦術リンクを駆使しながら特科クラスならではの特別実習(帝国の各都市を回っての課外実習)をこなしていくことになります。

< 学校が舞台と言うこともあり基本は学校とトリスタを舞台として生活するのですが、裏では(シリーズ通して知っていればわかるように)鉄血宰相オズボーンの革新派と四大名門が率いる貴族派の対立が激化、さらにクロスベル独立の気運が高まるなど動乱の時代が目の前に向かってきている状況です。

リィンたちはそれらの問題にも深くかかわっていくことになります。

特に終盤はもともと次回作【閃の軌跡U】が作られているのでかなり絶望的な状況で終了してしまうのが恐ろしかったですね。

なんとか保たれていた日常が一気に崩れ去ってしまうわけですからね。


次にゲームシステムですが、基本はシリーズ共通ながら戦術リンク(仲間たちとリンクを行い連撃や援護などを行う)などバトルは結構変わっていますね。

それ以外はお約束の依頼を受けて解決していくのは遊撃士も特務支援課も同じです。

学生ならではの授業とか学院際などは面白かったですけれどね。

あと、発売初期に言われていたゲームのロードが長いのは大分改善されています。むしろ音楽が良いので心にゆとりを持って待てばいいんじゃないかな?

音楽はどの曲もいい曲ばかりですが、個人的には基本のボス戦とかノルド高原の曲は好きですね。

キャラクターは全体的には減らしたとの事(3Dになったのでヴィータ版の容量的な意味)ですが、基本は学院なので生徒が多いです。

でもみんなそれぞれ個性的なので名前はすぐに覚えられると思いますよ。

Z組の仲間たちはそれぞれ抱えているものがあったりして謎が多いのですが、委員長ことエマさんは謎多過ぎですよ!

おそらく(閃の軌跡U発売前の考察)魔女の一族なんでしょうが、身喰らう蛇に身内が居たり、アーツでもない魔法を使ったり、猫(セリーヌ)としゃべったりしています。
まあ、途中から隠す気とかなかったんじゃないかと思えるくらい露骨でしたけれどね。

どうでもいいですが、最終戦のメンバーはアリサ、エマ、フィー、エリオット、ラウラ、ユーシスでした。

マキアスとガイウスはごめん。ミリアムはバグが治ったら(オーブメント引き継ぎできない)使います。


総評的には面白かったけれど出来はまだまだ(実験的な意味もあるのでしょう)な感じですね。

それにしてもこれでもし今作にも至宝が出てくれば3つ目。

全部で7つあるとしたら何年かかることやら(閃の軌跡は那由多除いてシリーズ6作目)ですね。

(追記)

閃の軌跡Uの情報も続々と出てきて楽しみになってきているのですが、本作のクリアデータによって少し変化があるとのことです。

つまり誰のエンドを見たかで変わると思われるので、現在全エンドコンプ目指しています。

二週目は色々引き継ぎもできるので一週目よりだいぶ楽に進めるようになっていますのでクリア自体はそれほど難しくはないでしょうね。
一応ナイトメアモードですが、序盤はボスも一撃でしたね。

これは全最強装備もコンプしておきたくなってきましたよ。

(追記2)

Uの映像も出てきましたが、グラフィックがよくなっていますし、何より問題だったキャラクターのモーションが改善されているのがわかります。

そうなんですよね。もともとみんな人形みたいな動きしかできなかったから違和感バリバリでしたし、キャラクターごとの差(モーション的な)がほとんどないのが気になってましたからこれは嬉しいです。

あとは音声ですかね。特にリィンのセリフがほとんど無音声とか悲しすぎです。

重要なシーンはしゃべるようにしてほしいです。特に終盤のトールズ襲撃の際に一人だけ無音声はちょっとなぁと思いました。
主人公なんだしむしろ一番ボイス多くてもいいんじゃないかと思いますよ、ほんとに。

と言うか、今はエリゼ参戦が決まったのでちょっと嬉しくて舞い上がってます。

(追記3)

トワ会長参戦するようです。

これはラスボスの可能性は無くなったと思っていいんですよね?

いきなり終盤で正面向いて怖い顔とかしたら私泣きますよ。

軌跡シリーズのお約束としてラスボスは割と早めに登場している設定が多いですから、誰がラスボスになるのか本当に気になりますよね。

まさか普通にクロチルダとかアルバレア公爵とかじゃつまらないですが、学園関係者は避けてほしいなぁ。

(追記4)

Uのマスターアッ間近と言うことで情報がどんどん更新されていきます。

碧の軌跡からロイドとリーシャが参戦するようです。

前作主人公が登場するのはやっぱり燃える展開ですが、正直リーシャが出てくれるのは嬉しいです。

ただ、怖いのはアリアンロードとまたバトルがあったりしないか心配ですね。

(追記5)

公式のOPが公開されてますが、登場メンバーが出そろいましたね。

あとはラスボスが誰になるかぐらいですが、今回のOPはカッコイイです。

特に一番奮えたシーンはリィンがカレイジャスの前で号令をかけているよなシーンですね。

今までの主人公は小規模な仲間たちのリーダーと言った感じでしたが、リィンは一軍のリーダーに見えますね。

公式イベントでの説明だとUで結社の計画もようやく本格的に動き出しているらしいですし、軌跡シリーズがイースシリーズくらい続いたら盟主と戦えるのかな(まあ、ラスボスとは限らないのが軌跡シリーズですが)

(追記6)

発売直前更新ですが、予約特典のプログラムコードのランクが気になります。

発売日に発表とのことですが、どうかなぁ。

最後の情報だとランク5到達が厳しい感じがします。

ランク5の特典はアリサの人にはみせられない衣装なんですが、欲しいなぁ。無理でも普通にDLCで売ってほしいですね。




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