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シェンムー 一章・横須賀 レビュー

シェンムー 一章・横須賀 シェンムー 一章・横須賀
シェンムーシリーズは、セガから発売された未完のアドベンチャーゲームです。

この作品すごい…………制作費が


元々はセガサターン用のソフトとして開発されていたものの、新ハード、ドリームキャストが登場したため急遽対応機種の変更がされた作品です。
高い自由度を目指したためか、本編とは全く関係のない行動をとることが出来たり、ミニゲーム的なモノも数多く用意されているのですが、本編自体のボリュームが不足してしまうといった欠点もあったため、続編の売り上げが全くふるわなかったのが残念です。

長期シリーズ作の予定だったため一作のボリュームは少なくても良いと考えたのかもしれませんが30億もの大金を掛けて制作された割に75万本の売り上げでは不足すぎますね。
と言うか、百万本売っても赤字にしかならないでしょうが……。

ゲームは『FREE』とか新ジャンルを謳っていましたが、どう考えてもタダの3Dアドベンチャーゲームとしか思えません。
目玉かと思われたバトルシーンもコマンドを入力して戦うのでアクション性も皆無……。

ゲームセンターではセガの往年の作品が遊べるのが良かったですね。スペースハリアーはアーケード版のプレイ経験があるので懐かしんでしまいました。

その他にも細かいオブジェクト、良くできた街並みと技術面ではとてつもない出来だったと思います。

ドリームキャスト自体が無くなってしまった為U以降が発売されることはなくなってしまったのですが、ちゃんと完成していれば日本のゲーム史に残る作品になっていたでしょう。


(追記)

この作品はセガに引導を渡すと言う結果に終わってしまいましたが、これから龍が如くシリーズの開発に繋がると言うことを考えるとあながち大失敗だったとは言えませんね。
それに龍が如くの一作目よりこっちの方がグラフィック、街の作り込みと言う点では勝っているくらい本気だったのも確かでしょう。

うーんドリームキャストのスペックの高さを思い知らされますね。

とは言えセガらしい無謀なチャレンジ精神はそのスペックを生かし切ることが出来なかったと言うことですね。

(追記2)

シェンムー3だと!?

要は3を作るためのお金を集めましょうとの事でうね。

ただ、まだ集まったお金は大金ではあるものの、ゲーム開発にはちょっと厳しい額ですね。

せめて10億くらい集まらないとシェンムークラスの大作は無理なんじゃないかと思われます。

(追記3)

8億集まったという話を聞きましたが、これは10億も可能かもしれません。

システム事態は龍が如くシリーズをベースにすればコストダウンできそうですし。

ファンの人数を考えれば黒字化も夢じゃないですね。



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