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少女義経伝・弐 ~刻を超える契り~ レビュー

少女義経伝・弐 ~刻を超える契り~ 少女義経伝・弐 ~刻を超える契り~

ウェルメイドのアドベンチャーゲームです。

最高の歴史歪曲ゲーム


少女義経伝の二作目。
少女義経伝 特別版 には何故か少女義経雀という、麻雀ゲームが同梱されています(……なんで?)

物語は前作の続き、平家打倒後、現代へ帰った主人公が再び九羅香たちの居る時代へタイムスリップするけれど、こんどは記憶喪失になってしまうという設定から始まります。(まあ、すぐに記憶も戻りますが)

平家打倒後なので源平合戦で功績を挙げた九羅香たちを疎ましく思っている鎌倉側がいる時代なのですが、ブラコンな九羅香は兄源 頼朝を信じています。
主人公はこのまま行くとどうなるのか知っているのですが、歴史は変えられないのか奥州へ向かうことに……。

はい、前作に続いて良い設定ですね。
今回は前作隠しヒロインで敵方だった平 観月が、さらに紅葉の妹である楓が加わります。
はっきり言いましょう、弐の方がヒロインたちの露出度やえっちぃシーンが増強されています。

前作でこりごりとか言って、こっちをプレイしなかった人は後悔すること間違いなしです(いや……やらないんだから後悔のしようがないか?)

ゲームのシステムは前作とは違ってクォータービューの戦略物になっています。
作戦画面で技や装備を選んで強化していきますが、これは二週目三週目と繰り越されるのでプレイに無駄な時間をとられずにすみます

ラスボスである頼朝だけは二週目でもヒロインと二人だけなのでちょっとキツイですが、主人公を最強の武人に仕上げておけばなんとかなると思います。
残念なのは、奥州へ行った後はあまり歴史とは無関係になっていく事くらいですか(ここで途中BADENDがあり九羅香が自害する場合があります)

最後の現代へ戻るかヒロインたちの居るこの時代に残るか選択するのですが、選べるのなら残るに決まってるでしょうが!
つまりこの選択を出すために前作ではこっちに残ることができないようになっていたのですね。

ところで、ノベルス版(少女義経伝 (JIVE CHARACTER NOVELS))では観月は亡くなっているんですよね?
実は死んでいなかったことにして弐のノベルス版も発売してほしいです。

どっちにしても廉也はかわいそうすぎるのですが、観月が幸せになれれば本望だろうか?

(追記)

さすがにこれ以上の続編は出なさそうですが、同じ系統の作品は幾らでも作れそうです。

三国志とか戦国時代は既に出尽くしている感があるので、時代をさらにさかのぼって太古の時代とか、逆にそこそこ近代の戦争とかタイムスリップモノならいろいろ出来ますよね。

本作は主人公が何気に強いキャラとなっているのですが、軍師的な役割で関わっていくのも面白そうです。

次はプレステ3辺りで出ないでしょうかね?



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