comi cafe

悠久幻想曲3 Perpetual Blue レビュー

悠久幻想曲3 Perpetual Blue 悠久幻想曲3 Perpetual Blue
悠久幻想曲シリーズの三作目として発売された作品です。
舞台、システム共に一新されていて、悠久の雰囲気を残しながらも新しい作品となっています。

ルシード・アトレー奮闘記


世界観から全く別物になった今作では、育成モードは3Dポリゴンに変わり、リアルタイムで時間が流れていくシステムへ変わっているため、以前からのユーザーはとまどうことも多かったみたいです。

戦闘モードも3Dになっていて、アドベンチャーモードの情報収集などにより敵の強さが変わったりします。

物語の舞台も、エンフィールドから、湾岸都市シープクレストへと代わり、文化的にも鉄道に無線機、テレビなど今までに比べ大きく変わっています。
主人公ルシードたちはシープクレストの保安局第四捜査室・ブルーフェザーとして、魔法関連事件に関わるのですが、この世界ではすでに魔法や剣よりも銃の時代へ変わりつつあるようで、色々制限を掛けられているようです。

等々、独立した作品となっていますが、この作品は意外にも難易度が高く、育成をサボると戦闘で勝つことが出来なくなる可能性がひじょうに高くなっていますね、なにしろ育成モードをしっかりやっていると一回のプレイ時間は50時間ほどになります。
しかも、一回のプレイでは全部のシーンを見ることは不可能となっています。

そのため実際総プレイ時間は最低でも100時間にはなると思います。

今までのシリーズならコンプ2週はできますね。

たしかに相当に時間の掛かる作品ですけど、実際にプレイしているとそんなに時間が掛かっているとは感じませんでした。

育成次第で色々キャラクターを鍛えられますし、会話イベントの数も膨大です。
時間に追われながらの操作となるため、何時もちょっとした緊張感があります。

唯一残念なのはアニメムービーが短く、しょぼいこと(だからmoo絵はアニメに向かないって……)
(追記)

悠久シリーズのナンバリングタイトルとしてはこれが最後の作品ですが、色々挑戦している所を考えるともし売れていたら4とか遇ったのでしょうかね。

まあ悠久シリーズは舞台設定とか登場人物たちの魅力がある作品ですが、残念なことにシステムとかシナリオが二流としか言えなかったりと惜しい作品なんですよね。

本作でも育成モードでの行動が時間が掛かる割にやることがテンプレ化していて飽きやすい。ラスボスがそれまでに比べてひじょうに強敵でここまで来て詰む可能性があったりします。

状態異常使っちゃえば楽勝なんですけどね。それやるとなんだか負けた気分になってしまいます。

あと、イベントの進行にはルートがあるので、そこも理解しておかないとお目当てのキャラが全然活躍しないまま終わるとかあります。

プレイステーション時代の作品なので色々制約もあったかもしれませんが、後一歩たりないのは本当にもったいない作品でした。





トップへ戻る





各種レビューです。


あなたは

目の訪問者です。


Copy Right comicafe Co.,Ltd. Since 2005