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ボンボン坂高校演劇部 6　レビュー

ボンボン坂高校演劇部　６

高橋 ゆたか (著)
(集英社文庫)

たかが三百兆円……

文庫版第六巻。

超大金持ちの御曹司源平 千代丸が転校してくる話は時代を感じさせますね。

とんでもない金持ちの為金を湯水のごとく使いまくっていたしっぺ返しを喰らい企業が倒産、三百兆円の借金を抱えてしまいました。

金の価値が分かってない為たかが三百兆円くらいとか言ってますが、金がなくなった所為でみんなからもてはやされなくなったり部長にこき使われたりすることになってしまいました。

まあ、そんなことはどうでも良いのですが（！？）千代丸の父親が三百兆の借金と言えばアメリカの借金に匹敵するとか言っているあたりが、時代を反映しているなと思いましたね。

日本の借金に比べれば三百兆くらいどってことは無い気がしてくるこの異常……どうしてくれようか？

あ、あと今回は読み切りの時の分が収録されています。
部長のヒゲどうにかしてくれ……（連載時に無いところをみると不評だったのでしょうね） トップへ戻る