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ガンパレード・マーチ　レビュー

ガンパレード・マーチ

ソニー・コンピュータエンタテインメント (著), さなづら ひろゆき (イラスト)
(電撃コミックス)

これが世界の選択だ！

この作品はさなづら ひろゆきガンパレード・マーチとあって、色々グロかったりエロかったりする速水、舞コンビメインのコミックです。

物語は速水が５１２１小隊へ編入されるところから始まり、最初は小隊内でのもめ事、滝川、壬生屋と舞が険悪だったりします。所々裏設定が反映されている為か、速水がちょくちょく黒い面を見せたりしますね。

重要人物として悠木 映が登場します。ゲームではあまり関わることなく戦死してしまった映でしたが、キャンプに参加したり、５１２１小隊にかなり関わってきます。結局ミノ助にやられてしまうのですが、これが色々画策していた速水が変わる重要な転機となったみたいです。

もう一人の重要キャラとしては狩谷がいます、映戦死によりひきこもりになっていた速水を見事に連れ戻したり、突撃行軍歌を教えてくれたりと親友ポジションになっています。

最後は狩谷が決戦存在となって整備班を吸収し、速水と一騎打ちをすることになったりと他の小隊メンバーとは別格の扱いですね。
そのこともあり、加藤に遠坂（裏で手を引いていた共生派）も重要になっています。
逆に出番がほとんどなくなってしまったメンバーもいますけどね（ソックスハンターネタがまったくなかったのが残念）

物語的には熊本城までとなっているので、戦争終結ではありませんけど、夏期休戦期に入ったみたいなので続編は無理だったのかなと思います。
ところで、熊本城戦に入ってからずっと暗いシーンな為か、ページが黒いです。
コミックを横からみるとどこが熊本戦なのか一目でわかりますＷＷ

（追記）

本作って何気に原作ベース（ゲーム）となっているらしく、ラストシーンは他の作品も知らないと意味不明です。

榊ガンパレとはまた違った設定なのかもしれませんけれど、両方読んでおくとより楽しめると思います。

と言うか、今更アルファシステムに仕組まれた無駄に壮大な設定を把握している人なんて芝村氏以外にいるのかと思えるくらいありますからね。




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