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新ジャングルの王者ターちゃん 3 レビュー
新ジャングルの王者ターちゃん 3
徳弘 正也 (著)
(集英社文庫)
タスマニアタイガーマスク頑張って!
文庫版新ジャングルの王者ターちゃん第三巻は、闇の格闘団体MAXとの戦いとなるアメリカ編です。
ターちゃんの弟妹だと言うリサ、マイケル、マットが現れアメリカで開かれる異種格闘技オープントーナメントに、三人とは別の弟たちがリサたちコーガンファミリーに復讐にくると聞き、ターちゃんもトーナメントに参加することになると言う話です。
このターちゃんの親(?)の話は旧作でもちょっとだけ出てるんですよね。本誌で読んでたときはすっかり忘れてました(旧作はうろ覚えだったから)
今回から登場する闇の格闘団体MAXは今後もターちゃんと敵対する団体で、強力な改造人間を作り出し表の格闘マーケットに乗り出したと言う話ですね。
色々インフレ幅が大きくなってきて一緒に参加することになったペドロはアメリカ編では完全に小物になってしまったりしています。むしろ待っててコイサンマン(アナべべ)の方が活躍しているように見えますね。相変わらず手段を選ばないのはウポポ族の掟があるからでしょう。
アフリカでマットにこてんぱんにされてしまった梁 師範も変装して参加していますが、マットとのバトルはアニメ版では最後にマットの動きを止める技を使ってました。
これはアニメ版の方が正しいなと今になって思いましたね。だって中国編で百歩神拳って結構簡単に避けられたりしていますから、いくらリングの上が狭いからって避けられないワケじゃないだろうに……。これを考えるとアニメの脚本はちゃんと考えてたんですね。
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