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テイルズ オブ ファンタジア １　レビュー

テイルズ オブ ファンタジア １
MAKOTO2号 (著)
（角川コミックス・エース）

ナムコの人気ロールプレイングゲームテイルズシリーズ一作目テイルズ オブ ファンタジアのコミカライズ版です。

チェスターが時間を稼ぐ意味がないんじゃないかと

なぜか今までコミック化（アンソロじゃなくて）されていなかったのが不思議なくらいの名作である、テイルズ オブ ファンタジアのコミック版です。

ストーリーは原作遵守系で、技の名前を叫ぶくらいしかゲーム的要素はありません。ダンジョンをさまようとかそういった場面もなく、序盤と言うこともあるのか、無駄なシーンもほとんどなくダイジェスト風味となっています。

一応一巻では、村壊滅、ダオス復活、過去へ転移するところまでとなっていて、ゲームではホント最初の旅立ちの辺りまでとなっていますね。

個人的には一話はもうちょっと村のシーンを入れて欲しかった（というかページ数が少ないから仕方ない）ような気もします。トーティス村の会話はよく読み返してみると結構細かく作られているのがわかりますからね。

あと、ユークリッドではマルスの話を入れて欲しかったかなと思います。
まあ、そこまでやっていたらどれだけ巻数が掛かるかわかったモンじゃないんですけど……。

ダンジョンシーンがほぼ存在しないので、もしかしたらＯＶＡ並の展開になるんじゃないかと言う危惧もないこともないんですが、原作が大好きなので、期待している作品です。




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