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てとてトライオン! レビュー

てとてトライオン!
PULLTOP (著), 黒瀬 浩介 (イラスト)
(REXコミックス)
この作品はＰＵＬＬ ＴＯＰ制作のアドベンチャーゲームてとてトライオン!を原作としたコミックスです。

親父何してる……

全二巻となるコミカライズ作品で、内容は原作とはかなり違うオリジナルストーリーが展開されています。

残念なことに二巻と言う短さではＰＵＬＬ ＴＯＰ作品の魅力でもあるサブキャラクターたちの活躍がほとんど無かったのがもったいないですね。

その代わりと言うのか、原作には登場しない慎一郎の親父が意味不明なマスクマン【ダンディマスク】先生として大活躍してくれます。
もうなんかんだ言って、親父がコミック版で一番目立ってたような気もします（鈴姫にインフェルノマッサージを喰らってダウンしてしまいましたが）
よくよく考えればなんで原作には登場しなかったんでしょうかね？

メインヒロインの四人の出番もちょっと少なかったですけど、ちゃんと全員同じくらいに出番があったのは良かったですね。
コミカライズと聞いて、最初は夏海メインになるかと思ってましたから、個人的にイチオシの鈴姫（笑担当）の出番がそこそこあったので納得の内容でした。

ラストの校舎がロボットに変形するとか、ありそうで結局無かった展開でこれはこれでありだと思いましたね。

むしろ原作で出来なかったことを補完する作品とも言えるんじゃないでしょうか？




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