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わくらばん　レビュー

わくらばん
桂 明日香 (著)
(電撃コミックス EX ）

６０�`は持ちすぎです

大学に進学するため上京してきた増口 真白が安かったと言う理由で選んだ【コーポわくらば】の住人達とコメディ有り恋愛有りの日常を描いた作品です。

北海道から一人で出てきた為引っ越し早々センチメンタル気味になっていた真白でしたが、自室の庭で食事の準備をしていた女子高生の青天目 葵と、いきなり全裸で現れた隣部屋のフリーターの赤嶺 伊紅との出会いをきっかけに他の住人達も含めセンチメンタルな気分を味わうことが出来ないような生活を送ることになります。

基本的にわくらばの住人たちとの交流がメインなのでアパートシーンが多いのですが、このアパートがあるのは前作ハニカムの最終回で新たにオープンしたファミレスハニカムが近いらしく伊紅がホールスタッフとして働いているのが見られますね。

６０�`の米を余裕で持ち上げていたりと力仕事メインの様ですが……。

真白好みの美少女で一番ヒロインっぽい葵は、何やら家に重そうな事情がありそうだったりする伏線が張られていたりもするので単純な日常ものじゃあないのかもしれません。

他の住人たちも一癖も二癖もある人なので今後真白がどんな風に交流を深めていくのか楽しみですね。


（追記）

前作のハニカムと同じ世界観とのことですが、真白と御手洗 勉はいとこらしいですね。

何故か周囲の女性に人気があるのはこの家系の特徴なのでしょうかね。
（似ていたのは書き分けができないからだと思ってた……orz）
（追記２）

ラストは家の問題で悩んでいた葵の心をあっさりと真白が救ってくれたところで終わってますが、真白がこの後どうなったのかが気になります。

次回作ではまた同じ世界を舞台にしてこの後の話が見られると嬉しいです。

（追記３）

週刊アスキーがウェブ版のみとなり雑誌版は終了するとのことです。

正直漫画が楽しみで買っていたのもありますし、紙媒体の方が何時でも読めて便利なんですけれどね。

新作期待していたのですが、雑誌版ではもうなさそうで残念です。



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