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幽★遊★白書 1 レビュー

幽★遊★白書 1 幽★遊★白書 1
冨樫 義博 (著)
(集英社文庫)


最初はバトルなんて無かった


冨樫 義博先生の代表作の文庫版です。

完全版も既に出版されているのですが、今この時期に文庫化されるのはやはりレベルEのアニメ化の影響でしょうかね。

幽★遊★白書と言えば暗黒武術会とか魔界編の様なバトル展開が多かったのですが、物語序盤はバトルなんて全く無かったんですよね(せいぜい喧嘩レベル)

物語は尋常じゃない不良の中学生である浦飯 幽助が車に轢かれそうになった子供を助けようとして死んでしまうと言うまさかのシーンから始まります。

この始まり方はやっぱり面白いですよね、いきなり主人公が死亡してしまい生き返るために試練を受けるわけですが、色々なトラブル解決を行っていきます。
後々のバトルメインからするとまったく別の漫画に見えてきます。

アニメ版はこの辺りちょっとカットされていたり物語が変わっていたりしましたし、幽★遊★白書=バトル漫画だと思っていたのかな?

正太とかさやかは後々もうちょっと登場させて欲しかったキャラもいますし、この序盤頃は今読んでも普通に面白いなぁ。



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