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フォーチュン・クエスト ４ ようこそ!呪われた城へ　レビュー

フォーチュン・クエスト〈4〉ようこそ!呪われた城へ
（こっちはポプラ版）

新装版 フォーチュン・クエスト (4) ようこそ！呪われた城へ 電撃文庫

深沢 美潮 (著)
(ポプラポケット文庫)
(電撃文庫）
深沢 美潮先生のフォーチュン・クエストシリーズの四巻目、初めてフルメンバーでのクエストとなる作品です。

実は伏線だらけ、ターニングポイントですね

前巻でなんとか人の姿に戻ることが出来たクレイ、今回は財宝の眠ると言われる呪われた城へ向かうことになり、初めてフルメンバーでのクエストとなります。

アンデット系のモンスターだらけのダンジョンで、はっきり言って魔法使い不足のパステルたちのパーティーではかなり不利な戦闘が続きますね。しかし、パーティーメンバーにおいて行かれてしまったと言うクレリック（僧侶）のトマスが一緒に来てくれることになり戦力アップ。

更にこの城のアンデット達も強制されて召喚されていたことが判明し、その元凶を取り除こうとします。
ゾンビとスケルトンのコンビピンゾロ、ティラリスのレディ・グレイス、トマスの仲間達と共に見事城を破壊することに成功し、大団円となりましたが、結局この城の元凶である城の種を売った謎の行商人については謎のままとなってしまいました。

この行商人はどうやら各地で様々な行動をしていて、パステル達の倒すべき最終目標の様な気がします。

それにしてもクレイは実力はあるのに、どうも甘いですよね、最後も攻撃をためらってしまいましたし、クレイにとっての最大の難問となることでしょう。




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