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ひぐらしのなく頃に 解 第2話 罪滅し編 下　レビュー

ひぐらしのなく頃に 解 第2話 罪滅し編 下
竜騎士07 (著)
(講談社BOX)

覚醒シーン、端から見ると中二病

ひぐらしのなく頃に解、罪滅し編下巻です。

死体を隠し何事も無かったかの様に暮らせると思った矢先、大石刑事が現れ疑心暗鬼に陥ったレナが症候群を発症。
クラスメイトを人質に立て籠もり事件を起こしてしまうことになる罪滅し編後編です。

罪滅し編は名シーンが多いシナリオでもあります。
前編はレナがストレスをため込んでいってひぐらしモードに入ってしまう為陰鬱で暗い感じが多かったりしますが、後編は過去の世界でレナと魅音を殺害したことを思い出す圭一の覚醒、レナとの屋上での決闘、梨花ちゃん対レナたん等々熱い展開が繰り広げられますね。

そして今回も二色刷となっていて恐怖感を増強させていますが、決闘シーンでの赤は金属バットと鉈がかち合い火花を散らすと言った使われかたは良かったですね。
小説版なのに二人が戦っている映像が目に浮かびますね。

それにしても普通にレナの一人でこれだけの事件を引き起こせると言うバイタリティはすごいですね。レナはオヤシロ様に関しては異常とも思えるくらいに執着しているため難しいかもしれませんが、梨花ちゃんが味方に付けるべきはレナじゃないかと思います。

罪滅し編でのレナは、圭一や魅音より頭の回転がよさそうに見えますから。普段はその本性を隠しているようですが、Koolに〜と言っている圭一よりずっと内面はCoolですからね。



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