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ヒマワリ:unUtopial World レビュー
ヒマワリ:unUtopial World
林 トモアキ (著) マニャ子 (イラスト)
(角川スニーカー文庫)
話し合い(物理)
レイセンに続く精霊サーガ完結編ヒマワリは、メガフロントで発生したテロ事件から四年後。
テロ事件に巻き込まれ天涯孤独となり、生きる意味を失っていた少女日向葵ことヒマワリが復興したメガフロントで行われている聖魔杯『ルール・オブ・ルーラー』に巻き込まれる様に参戦していくバトル系の作品ですね。
今作の主人公ヒマワリは魔法も神器も持っていないものの護身術(?)のみを使って、精霊を使う(レイセンにおけるナイト達と同様のモノ)ギャング達と戦っていく事になるのですが、とにかく強いです。
今までの鈴蘭とかヒデオとはまった違った強さで、とにかく普通の強さを持っています。
しかも、状況をイマイチ理解せずに参加している上、かなり容赦が無いですね。
ある意味精霊を手に入れて調子に乗っていた相手をボッコボコにしています。
まだ、登場人物も少なく、前作からの登場人物はナイトだけと序盤に過ぎませんがこれからどうなるのか。
鈴蘭とかヒデオがこの時点でどうなっているのかも不明です(と言うか鈴蘭は結構年齢的に……)
完結編と言うことでここからミスマルカ興国物語へ続く世界崩壊へどう繋がるのかも期待したいですね。
(追記)
聖魔杯と言うことは、一応前の聖魔王も居るんですよね。
四年後の話ですから翔希がまだ聖魔王の筈ですし、エリーゼも居るはずです。
それなのに運営しているようには見えませんし、前回大会の様な人外が全然いません。
これは一体どういうことなのか、謎だらけで気になりますね。
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