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白魔のささやき―ホルス・マスター〈10〉レビュー

白魔のささやき―ホルス・マスター〈10〉
嬉野 秋彦 (著)
(ファミ通文庫)
三人掛かりとはとは……。
ホルス・マスター第十巻、ヤヌーシュ神聖帝国崩壊の後東の広大なドルミス高原を南下するアルハイムたちは、東の大国バルタージュ帝国が高原で人狩りを行っていると言うことを知ることになり、高原の部族側として帝国と戦うことになると言う話になっています。
しかし、十巻はその裏で動くジュリオの方がメインの様に思えましたね。ジュリオはもう七星剣士団の剣王でありながら裏切る気満々といった様子ですからね。
ジュリオは前回魔剣王軍の侵攻により国を失ったミラードを味方に引き入れようとしていますし、性格的に操れそうなブルゴも手駒にしようとしています。
本人にアルハイムやレオニードに対抗しうる力がない代わりに手段を選ばないジュリオは言い悪役ですが、そのせいか前回パブロセチカに乗り移っていたデリラに見込まれちゃったりしてます。
物語的には後半戦突入と言ったところでしょうかね、今回バルタージュ側のサロメ殿下と女帝アマリアが登場して、メイン格はほぼ出そろった感じとなっていますね。
でもその中でアルハイムの敵と言えるのはやはりジュリオ、ミラードくらいでバルタージュのサロメ殿下は敵と言う感じではないですし、レオニードはアルハイムと敵対しているつもりはないみたいです。
まあ、どう考えてもラスボスがバレバレなラストになっていますけどね。
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