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楽園の魔女たち―賢者からの手紙 レビュー

楽園の魔女たち―賢者からの手紙
樹川 さとみ (著)
(コバルト文庫)
支部長さんはきっとツンデレ
楽園の魔女たち―賢者からの手紙は、異世界ファンタジー楽園の魔女たちシリーズ作品一巻目です。
内容はそれぞれ事情を抱えた四人の少女が、魔術師の塔【楽園】に住む魔術師エイザードのもとで魔術師になることを目指すというのが基本的な物語です。
メインの登場人物は塔の主人で師匠となる魔術師エイザード、エイザードの友人にして放浪の剣士ナハトール、エイザードを楽園のあるヨンヴィル国騎士団虹の谷支部長さんこと騎士アシャ・ネビィ。
そして弟子となる、学問の最高峰とされる北の学院首席サラ・バーリン、大陸最大の大国帝国の皇女ダナティア・アリール・アンクルージュ、美少年と見間違われることに苦悩する剣士ファリス・トリエ、童顔にしてミニマム体型ながら実は人妻なマリアの四人の少女たち。
あと、エイザードの使い魔で謎の生物のごくちゃんですね。
この作品はシリアスな展開もありますが、基本はほのぼのとした雰囲気となっているのが特長ですね。四人の魔女見習いの少女たちには問題も多いのですが、なんだかんだ言いながら協力して問題解決するのが読んでいて楽しめます。
この巻で一番おもしろかったのはマリアの親父が魔術師オウエン・レン・カインと共にマリアを連れ戻しに来る話ですね。まさかこの魔術師が後に登場することになるとは思わなかったりしますが……それはともかくとして、エイザードの過去かなりすごかったらしいことが判明します。
ごくちゃんもかなりヤバイ生物だったことがわかりますし、というかナハさん壁なおせるのか?
一巻の最後では魔術師組合から無謀な試験を与えられますが、この四人を甘く見すぎていたのか楽勝でクリアされてしまいました。
長編シリーズだけあって、話のテンポがゆっくりなので読み応えがある内容でしたね。
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