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リセット・ワールド レビュー

リセット・ワールド―僕たちだけの戦争
鷹見 一幸 (著)
(電撃文庫)
海外がどうなってるのかスピンオフ求む
リセット・ワールドは鷹見 一幸先生の時空のクロス・ロードシリーズと同じ世界を舞台とした【リセットされた世界の物語】シリーズ作品です。
物語はシリーズ通して伝染病により大人が居なくなり子供たちだけが生き残った世界で生き抜いていくと言うことになると言う話ですが、舞台となる地域が取材努力のおかげかすごくしっかりと描写されているのが特長ですね。
とは言えこの作品はクロス・ロードシリーズとは違い、別の平行世界からの闖入者は存在しない設定の為まさにこの一度文明が滅んだ世界で生きる人々の力だけで様々な困難を乗り越えなければならないんですよね。
ある意味逃げ場があったクロス・ロードシリーズの主人公とは違いこの作品の主人公園山 慎吾は逃げ場など無しと言う状況に置かれてしまいます。
確かにファウンデーションと言う300人の大人たちが住む場所が逃げ場所と思えなくも無いのですが、この300人だけでは独裁国家状態の無法なコミュニティ相手は無理ですからね。
シリアスな展開の中にほんの少しのほのぼのしたシーンがあるのがこの作品の好きな所ですね。
クロス・ロードシリーズの登場人物も結構沢山登場してきて、今までのキャラがどう絡んでくるのかワクワクしましたね。
栗野は今作でも大活躍していますが、最後は世代交代っぽいこと言ってました。シリーズ通して頑張ってきただけにそんな事言わないで欲しかった……。
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