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愛姉妹IV -悔しくて気持ち良かったなんて言えない- レビュー

愛姉妹IV -悔しくて気持ち良かったなんて言えない- 愛姉妹IV -悔しくて気持ち良かったなんて言えない-はシルキーズより発売されたアドベンチャーゲームです。

藤村姉妹の精神が常識を超えすぎてもう……

愛姉妹シリーズの４作目になる作品ですが、今までのシリーズとは大分印象が変わった内容となっています。

と言うか、元々スルーしていた作品なんですが、なんか各所の評価が異常に高かったのでつい買っちゃったんですが、これは確かに他の作品とは毛色が違いましたね。

ゲームシステム自体は割とシンプルなキャラ選択と選択肢で各ヒロインのルートを目指す物になっています。

本作のメインはシリーズのお約束、姉妹を罠に嵌めて堕としていくはずなのになんか全然そんな感じがしないのです。

主人公は無職のキモ顔デブで、バイトを首になった腹いせに家庭に問題を抱える夫婦を罠に嵌めて母親とその娘姉妹に手を出すのですが、基本ゲスくても極悪と言うわけじゃないのが面白です。

まあやっていることは最低なんですが、本作のサブタイが全く当てはまらないのがこの作品の特徴です。
何しろ姉妹はチョロインと呼ばれても仕方がないスピードで主人公と仲良くなってますし、罠に嵌めて破滅するはずだった夫婦関係を取り戻すため頑張ったり（目的はエロだが）最後には普通にターゲットである藤村家の一員になって平穏に暮らしてしまいました。

一応バッドエンドはそれなりの内容になっていますが、姉妹がほとんど抵抗しませんし主人公も姉妹が嫌がることはなるべくしないし途中で職にも就いてます。

これだと顔が酷いことを除けばただのスケベなだけで他のゲームの主人公と大差ないじゃん……。

ある意味この作品の評価が高いのはシリーズのお約束をけっ飛ばした展開に驚いたからかなと思います。

まあ、あとは普通にキャラグラはレベル高いですし、パッケージがイラスト集になっているのも面白かったです。



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