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ロンド・リーフレット レビュー

ロンド・リーフレット

『ロンド・リーフレット』は『Littlewitch』制作の英国恋愛アドベンチャーゲームです。

ノーラ：働いたら負けかなと思ってる

ロンド・リーフレットは前作の少女魔法学リトルウィッチロマネスクに比べ、フローティングフレームディレクター（ＦＦＤ）システムの比率が下がってしまい、なんだか普通のアドベンチャーゲームとなってしまった作品。

物語は１９世紀のロンドンを舞台とした貴族階級の世界のお話で、主人公のマシューは目的や情熱を持てない執事見習いでしたが、あることから名門のアシュレイ女子爵家の執事として働くことになる言う展開です。

ゲームのシステム自体はオーソドックスなアドベンチャーゲームとなっていて、攻略対象のヒロインも四人と少なめです。ただ、シナリオのボリュームはかなり多くなっているのでプレイ時間はそれなりでしたね。

シナリオはそんなに驚くような展開はありませんでしたね、マシューとロビネッタの関係とかはすぐに予想できましたし、ニナ、コレットも普通……リタは色々不思議少女な子なのでちょっと面白かったですけど。

主人公がQuartett!のフィル君くらいはっちゃけたら良かったかも（貴族相手にはっちゃけるのは恐ろしいけど……）

ファンタジーでも、中世でもない近代ロンドンで物語が進むので近代らしい話も出てきますが、この時代は日本は勿論、アメリカもまだまだな国だった時代ですので、英国の影響力は半端ではなかったんでしょうね。

この作品で一番良かったのはポーターさんの最後のシーンです。というか老人キャラはいつもいい味出してるような気がします（出汁とってるわけじゃないよＷＷ）



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