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コーセルテルの竜術士物語 レビュー

コーセルテルの竜術士物語 コーセルテルの竜術士物語
石動 あゆま (著)
出版社: 一迅社


ほのぼのふぁんたじー名作物語


コーセルテルの竜術士の続編と言うか、そのまま続いている子竜と竜術士の物語。

前作はどちらかと言うとキャラクターの紹介的な場面がほとんど無く、コーセルテルで竜術士をしている理由とか大勢いる補佐竜以外の子竜たちの事とかがあまり描かれていなかったのですが、物語になってからはそういった場面も増えてきました。

子竜たちがマシェルの元へやってきた時の話とかは結構好きですね。ナータが他の子竜を追い出してやろうとか思ったりしたものの、最後はマシェルを絶対に泣かせないようにと決意するシーンです。

他にもマシェルとカシが子竜たちを海へ連れて行く話とかも、カシが何だかんだ言っても良い奴だってことがよく分かります。
二番竜、三番竜の子竜たちもエリーゼやロービィ、ロッタルク、マリエル(マリエルは一番竜)たちは出番も増えてきましたね。


更に、カディオが実はマシェルの親戚だったことが判明しました(元々似てるし伏線も張られまくってました)し、やっぱり全ての術属性持ってたみたいで暗竜術以外は普通に使ってました。

そして全員を補佐竜にすることも認められ、ひとまず物語は終わった……かと思ったら続くんですね。いや、やっぱり続いて欲しかったのですごく嬉しいです。
幼竜から少年竜へ成長することになりましたし、イフロフは引退しアグリナが継ぐとか、ミリュウの妹の話とか期待が膨らみます。
(追記)

このシリーズはコーセルテルの竜術士 子竜物語へと続いている訳ですが、基本的にコーセルテルに居る子竜は成年竜にはならないらしいので、さすがにそこから先へは続かないのでしょうかね?

マシェルの場合は跡継ぎとか考えなくても良いのでずっと竜術士を続けられますが、他の竜術士はみんな引退と同時に出て行ってしまうんでしょうね(ミリュウは別かな?)



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